『内科病棟・ER トラブルシューティング』第四章「人工呼吸・NIV」 の感想
目次
◎序言
『内科病棟・ER トラブルシューティング』って本の第四章「人工呼吸・NIV」の感想です
※ 本を実務で活かすためにはどうするかを考えて書いてます。あくまで個人の意見や感想なので間違いがあるかもしれませんから、参考程度でお願いします。
※ 私は本書を電子化してドロップボックスに入れて、IPADで見れるようにしているため、いつでも本書を見れることを前提としています
◎内容
・ NIVの「適応と禁忌(チャートアリ)」、コントロール方法が書いてある
・ 挿管後のコントロールは、「肺保護換気と閉塞性障害に分けて書いて(チャートあり)」ある
◎疑問点
・プラトー圧ってどうやったらわかるんだろ
→『ICU/CCUの薬の使い方考え方』を見るがイマイチ分からない。
→『病態で考える人工呼吸管理』を目次から探して読むが、イマイチ分からない
→『病態で考える人工呼吸管理』のケーススタディー読むと圧時間曲線のプラトーなラインっぽい
・FiO2をPEEPで調整ってどうするんだ?
→本書では薄いので『病態で考える人工呼吸管理』を読む
→血ガスで、酸素化を見て下げたりしてくらしい。
→まあ、そうやってましたわ普段。本を読んでいると分かんなくなるねw
・沈痛鎮静を行うとは?
→同書の「ICUでの薬の使い方」の章を読んだら、沈痛、鎮静ともに、スケールがあって、それに従って薬の量を調節してねということらしい。
◎実務レベルにするにはどうしたらよいのか?
①実際の患者で想定されるケース 1
「呼吸不安定 →即挿管っぽい→即挿管、まずはバックバルブマスクかな?→その後機械の設定か」
ということは、機械が来るまでバックバルブ押してる間に調べる時間があるなら、本書を読んで初期設定を行うことは可能か。しかし、本書よりも、『ICU/CCUの薬の使い方考え方』のほうが、もっと細かい病気に対しての初期設定が書いてあり、そちらを採用すべきか。
その後の調整は本書では薄い。『病態で考える人工呼吸管理』をもっと読んでいかないと無理っぽい。
現状では、血ガスみて、PaCO2は呼吸回数、FiO2はPaO2を見て調整程度。
『病態で考える人工呼吸管理』を読んで、血ガスと人工呼吸器の対応を理解しなきゃこれ以上はだめだ。
②実際の患者で想定されるケース 2
呼吸不安定→ナザールとか
→本書の初期調節を見てやる
◎実際にどう対応するか
(以下をevernote(『内科トラブルシューティングの実践』スタックの『4人工呼吸』)にノートとして入れておく)
①緊急挿管時
(挿管直後はバックバルブやってるはず)
バックバルブしてもらってる間に、人工呼吸器につなぐ、初期設定は『ICU/CCUの薬の使い方考え方』→その後の調整は血ガス見て『病態で考える人工呼吸管理』を読みながら
②NIV
→NIVつけたら、『内科トラブルシューティング』を読んで初期設定
→その後の調整は『病態で考える人工呼吸管理』
◎本を読んで僕は何が変わったか
・この本ができれば、とりあえず内科のHOW TOはかなり大丈夫なはずなので、この本の1つを読めたのはでかい
・人工呼吸について分かってない部分が明確になった
・evernoteに一応まとめて、マニュアル化できた